- ストーリー
- 何かを忘れたまま、私はここで暮らしている―。
透子は“睡眠倶楽部”で暮らしている。そこには様々なストレスによって眠ることが出来なくなった人々が生活している。外の世界から隔離されたその施設では無理に他人と関わらずとも生きていくことが出来る。“睡眠倶楽部”での暮らしにも慣れ、安心して眠ることが出来る様になった透子は、同時に入居以前のことを忘れかけていた。裏庭に咲く一輪の花を見つけた透子は、ふとあることを思い出し、施設を出ようと思い立つ。透子が向かう先には、何があるのだろうか。
12人の監督たちはどのような想いで映画制作に臨んだのか。
撮影の過程に迫る貴重なドキュメンタリー。