ほのぼの制作日記

2015年12月18日

まだまだ道半ば

中井 和哉

どーも!TJです。
もう今年もあとわずかですね~。
たくさんの作品で有名人の方や声優さんに会うことができ、若干ミーハーな気持ちで仕事をしつつも、楽しいこともあれば、つらいこともあった1年でした。
年末までは、芸能人や超有名な声優さんに登場いただく「モンスター・ホテル2」の劇場版吹替制作にかかりっきりです。

さて、今回は中井和哉さんにインタビューさせていただきました。
中井さんは、アニメ作品はもちろん、ほぼ毎日と言っていいくらいバラエティ番組のナレーターとしてテレビに登場する、超多忙な声優さんです。

中井和哉

中井 和哉(なかい かずや)
声優、ナレーター。兵庫県神戸市出身。趣味は測量、アーチェリー。
中井和哉さんの過去の出演作はこちら

TJ

中井さんってもともと公務員だったんですよね?

中井和哉

そうです。技術系の仕事をしていたのですが、25歳くらいの時に「一生このままでいいのか?」と一念発起し、声優の養成所に通い始めました。
全く素人の状態から通い始めた養成所でしたが、同じ目標を持った仲間たちと一緒に新しいことを吸収する日々はとても楽しかったです。とにかく、精一杯頑張りましたね。

TJ

声優には以前から興味を持っていらっしゃったんですか?

中井和哉

小さい頃からアニメが好きで、声優という職業に興味を持っていました。富山敬さんや神谷明さん、森功至さんなどは憧れでしたね。養成所に入ってからは、ナレーションにも興味を持つようになりました。

TJ

最初のお仕事は?

中井和哉

CMです。聞こえるか聞こえないか分からないくらいの役でしたが、喋ることでギャラがいただけるということ自体が不思議な感覚で、嬉しかったですね。
その後、初めてレギュラーで担当したアニメ「ガンダムX」では、右も左も分からず苦労しました。

TJ

中井さんはレギュラーで長く担当されている役が多い印象ですが、長年続くと演技も変わってくるものですか?

中井和哉

そうですね。自分の技量も変わりますし、新しい演出を付けていただくことで、少しずつ変わってきていると思います。

TJ

ところで、お休みの日は何をして過ごされますか?

中井和哉

最近は日曜大工をしています。趣味というよりは必要に駆られてですが(笑)。
もともと技術職だったこともあり、手作業はわりと好きな方かもしれません。時間があれば、田舎でほったらかしになっている田んぼの手入れもしたいですね。

TJ

声優として成功するのは狭き門ですが、どうやったら中井さんのように成功できるのでしょうか。

中井和哉

僕はたまたま運がよかったんですよ(笑)。
声優を目指す方から同じような質問を受けることがありますが、「中井のようになんて言わず、目標は高く」と言っています。特に若い方は、焦らず腰を据えて目標を目指していく方がいいと思います。

普段気を付けていることは、「よく聞く」ことでしょうか。現場での他の人の演技やテレビから流れてくるナレーションなど、意識してよく聞くようにしています。
あと、本をよく読みますね。雑誌から話題になっている書籍まで、何でも読みます。美しい日本語のリズムに触れるのは大事だと思います。

不思議なもので、声優を始めてからずいぶん経ちますが、いまだに「声優になれた」という実感が得られないんですよ。常に道半ばの意識でいますね。

公務員から声優に転身するなんて、今じゃなかなか考えられないですね。
ものすごく熱心に練習されたからこそ、今の中井さんがあるんだなと思いました。
とてもまじめそうな中井さんから、いろいろな役の声が出ると思うと、演技ってすごいものだな~と改めて感心してしまいます。
声優、翻訳者、演出家などを目指しているみなさん、どんどんチャレンジして、この業界に足を踏み入れてください!ばいば~い。